

記憶にあたらしい「女結婚詐欺」の悪行で、「結婚詐欺」の現実がようやく世間に認知されかけている様に想像しますが、凶悪犯罪が多発している現在の日本社会では、恐らく半年も経たないうちに風化して行くでしょう。
例えば昨年、平成20年6月8日に起こった「秋葉原通り魔事件」の犯人の名前を果たして何人の人間が記憶しているか?又、日本中を震撼させた「大阪池田小学校児童殺傷事件」の犯人「宅間守元死刑囚」が何人の児童や教師を殺害したか覚えているでしょうか?
私共は、ここ5~6年前から数千件の「結婚詐欺事案」を扱って来ました。今回の事件をきっかけに、結婚詐欺被害の現状と被害者の苦しみ。又、この犯罪の特殊性と、卑劣さを認知して頂くと同時に社会全体に警鐘を鳴らしながら多くの被害者の方へその対処法のナビゲート役として各専門分野の方々にご賛同頂き、今般「アカサギの会」結成の運びとなりました。


先ず、一番の要因は近年の晩婚化から最近の言葉で云うと「婚活」の手段方法。若者達の中での主流である。「合コン」等であれば、それぞれに共通の友人知人が存在するので氏名:年齢は勿論の事。学歴や収入、婚姻の有無や職業の詐称は、直ぐに露呈してまうので、この犯罪を形成するにはあまりふさわしく無い。そこで、その詐称が安易に出来てしまうが「出会い系サイト」である。ネット社会が急速に加速すると共にネット自体のクオリティーの向上に比例する様に、需要の高い「出会い系サイト」の増加。6~7年位前迄は「出会い系サイト」なるものは「さくら」等が横行する胡散臭い連中のインチキ商売的な感覚であったものを、大手企業迄がこのサイト運営に参加しはじめた。特に日本一のシェアを持つ大手検索ポータルサイトまでもが、本格参戦して来た事から最近の相談者の約6割までもが大手検索ポータルサイトでの出会いである。日本人はブランドに弱く「大手検索ポータルサイトだから安心して登録した」と云う声が多く聞かれる。当然、純粋にこう云ったサイトから結婚に迄発展しているケースも同時にあるが為に余計に信頼度が増して来て、今や若者の間で急速に市民権を得て来ている。


